なりすまし・フィッシングメールの見分け方

怪しいメールを見分けるポイントと、ヘッダーでの確かめ方、開いてしまったときの対処を説明します。

まず結論

怪しいメールが届いたら、メールの中のリンクや添付ファイルは開かず、次の順に確かめてください。迷ったら、メールに書かれた連絡先ではなく、公式サイトや、前から知っている電話番号で確認するのがいちばん安全です。

  1. 差出人の「名前」ではなく「メールアドレス」を見る
  2. 文面に「急がせる」「おどす」言葉がないか見る
  3. リンクの行き先や添付ファイルの種類を、開かずに確かめる
  4. 必要ならメールのヘッダーで、なりすましの確認結果(SPF・DKIM・DMARC)を見る

見分けるポイント

見るところ怪しいサイン
差出人名前は会社名なのに、メールアドレスがまったく別のドメイン(@ の後ろ)。名前の部分に別のメールアドレスが書いてある。
ドメインの綴り本物に似せた綴り(数字の 0 と英字の o、rn と m など)や、見慣れない末尾(.xyz など)。
件名・本文「アカウントが停止されます」「24時間以内に」など、急がせたり、おどしたりする。
リンク表示されている文字と、実際の行き先が違う(パソコンではマウスを乗せると行き先が見えます)。
添付ファイル.zip・.html・.iso・.exe など、開くとプログラムが動いたり、入力画面が出たりする種類。
返信先返信先(Reply-To)が差出人とは別のアドレス。

ヘッダーで確かめる

メールの「ヘッダー」には、本当の送信元や、受け取ったメールサーバーがなりすましを確認した結果(SPF・DKIM・DMARC)が記録されています。

  1. Gmail:メールを開いて「︙」→「メッセージのソースを表示」
  2. Outlook:メールを開いて「ファイル」→「プロパティ」→「インターネット ヘッダー」
  3. 出てきた文字をコピーして、メールヘッダー解析に貼り付けます。

メニューの名前や場所は、アプリのバージョンによって違うことがあります。メールヘッダー解析は、メールの内容をどこにも送らずにブラウザの中で表示します。判定は目安で、「合格」でも安全とは限りません。

開いてしまったときは

よくある質問

本物の会社から来たメールか確かめるには

メールのリンクは使わず、ブックマークや検索から公式サイトを開いて、お知らせやログイン後の画面で確かめてください。電話で確認する場合も、メールに書かれた番号ではなく、公式サイトや請求書に載っている番号を使います。

SPF・DKIM・DMARC が「合格」なら安全ですか

安全とは限りません。悪い人が自分で取ったドメインから送ると、確認には合格します。差出人のドメインが本物かどうかも、あわせて確かめてください。

迷惑メールに返信や「配信停止」をしてもよいですか

おすすめしません。返信すると、そのアドレスが使われていることを相手に知らせてしまいます。迷惑メールとして報告・削除してください。

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